言われるがまま修正を卒業する!修正対応の考え方と対応のコツ

Uncategorized

こんにちは!
ももです🍑

デザインのお仕事をしていると、
必ずと言っていいほど
出てくるのが「修正対応」です。

駆け出しの頃は、
クライアントから修正指示が来るたびに、

「私のデザインがダメだったのかな😵‍💫」
「自分、センスがないのかも…😵‍💫」
「また修正…いつOKもらえるんだろう😵‍💫」

と、不安になってしまうことも
あると思います。

私自身も駆け出しの頃は、
修正が来るたびに
正解がわからなくなったり、

自分の実力不足で迷惑を
かけているんじゃないかと
落ち込んだりしていました。

でも、修正が入ること自体は
決して悪いことではありません!!

より良い制作物に近づけるために、
必要な修正もあります。

ただ、毎回必要以上に
修正が増えてしまうと、

作業時間も気持ちの余裕も
どんどんなくなってしまいますよね…

だからこそ、
できるだけ防げる修正は
減らしていきたいところです。

今回の記事では、
修正が生まれる原因を
整理しながら、

修正に振り回されないための考え方と
実際に修正指示が来たときの
対応のコツをお伝えしていきます。

「修正が怖い」
「修正が多くてしんどい」
「言われるがまま直しているのに
 なかなか終わらない」

そんな駆け出しデザイナーさんは、
ぜひ最後まで読んでみてください🙌🏻

では、「そもそも修正はなぜ生まれるのか」
から説明していきます。

 

そもそも修正はなぜ生まれるのか?

デザイン修正が生まれる理由は、
様々ありますが
代表的なものは、

・認識のズレ
・目的の共有不足
・完成イメージの違い
・優先順位のズレ
・デザイン意図の説明不足
・単純な確認ミス

です。

修正が来ると、つい
「自分のデザインが悪かったんだ」

と思ってしまいがちですが、
必ずしもそうとは限りません◎

クライアントとデザイナーの間で、
見えている完成形が違っていれば、
どれだけ丁寧に作っても修正は起こります。

たとえば、
クライアントが言う「おしゃれ」と
デザイナーが思う「おしゃれ」は違うし

クライアントが言う「高級感」と、
デザイナーが思う「高級感」
も違うかもしれません。

あなたは「かっこいい」ってどういうイメージ?

かわいい  シンプル  目立つ
今っぽい  女性らしい  信頼感がある

こういった言葉は、
一見わかりやすいようで、
人によってイメージがかなり違います。

だからこそ、言葉だけで進めてしまうと、

「思っていた感じと違う」
「なんか違う」
「もう少し雰囲気を変えたい」

という修正につながりやすくなります。

特にオンラインでやり取りする場合は、
細かいニュアンスが伝わりにくいです。

直接会って話していても
認識のズレは起こります。

なのでテキストだけのやり取りは
よりズレが起きやすくなります。

また、クライアントとデザイナーの間に
担当者が複数人入る場合も注意が必要です。

担当者、上司、社内確認、
別部署の意見など、

関わる人が増えれば増えるほど、
意見が変わったり、

最初に聞いていた方向性と
ズレたりすることがあります。

つまり修正は、
デザイナーの力不足だけで
起きるものではありません。

「情報が足りない」
「目的が共有されていない」
「完成イメージがそろっていない」

こういった状態でも、
修正は増えてしまうのです。

修正には「必要な修正」と「防げる修正」がある

ここで大事なのが、
修正をすべて悪いものとして
捉えないことです。

修正には、大きく分けて2種類あります。

・必要な修正 
・防げる修正
   

です。

まず、必要な修正は
より良い制作物に近づけるための修正です。

たとえば、

【より良い制作物に近づけるための修正 例】
・情報を追加した方が伝わりやすい
・ターゲットに合わせて表現を調整した方がいい
・実際に見てみたら、より良い案が見えてきた
・サービス内容が途中で変更になった
・掲載内容に間違いや追加があった

こういった修正は、
制作物の質を上げるために
必要な場合があります。

一方で、防げる修正もあります。

たとえば、

【防げる修正 例】
・最初に目的を確認していなかった
・ターゲットの認識がズレていた
・優先順位を確認せずにレイアウトした
・参考デザインなどで
 方向性をすり合わせていなかった
・確認不足で誤字脱字があった
・サイズや納品形式を間違えていた

こういった修正は、
制作前の確認や進め方で
防げることが多いです。

大切なのは、
修正をゼロにすることではなく、

クライアントの目的に合うのか
問題解決につながるには
どうしたらいいのかという視点

「この修正は必要なものなのか」
「それとも事前に防げたものなのか」

そう考えて、
対応を変えたり
次の制作に活かしていくことです。

修正が増えやすいクライアントのパターン

修正が増える原因には、
クライアント側の状況も関係します。

よくある3パターンをお伝えします✨

1. デザインのこだわりが少なく  「お任せで」と言うタイプ

「お任せでお願いします」
「いい感じにしてください」

と言われると、一見
やりやすそうに感じるかもしれません。

でも、実は注意が必要です⚠️

本当に完全にお任せの場合も
ありますが、実は

クライアントの中に
ぼんやりとした好みや理想が
あることも多いからです。

本人も言葉にできていないだけで、

「これは好き」
「これは違う」
「もう少しやさしい雰囲気がいい」
「もっと高級感がほしい」

という感覚を持っている場合があります。

そのため、「お任せで」と
言われたからといって、

何も確認せずに進めてしまうと、
あとから

「やっぱりこういう感じがよかった」
「思っていた雰囲気と違う」

となることがあります。

お任せと言われた時ほど、
参考デザインを見せながら
方向性を確認することが大切です◎

2. 完成イメージがある程度    固まっているタイプ

クライアントの中に
完成イメージがある程度ある場合は、
修正指示が具体的になりやすいです。

たとえば、

「この参考サイトのような落ち着いた雰囲気にしたい」
「ターゲットは30代女性なので、やわらかい印象にしたい」
「一番目立たせたいのは無料相談のボタンです」

というように、
目的や方向性が見えている場合です。

このタイプの場合は、
修正が入っても比較的ブレにくいです。

ただ、デザイナー側が
そのイメージを正しく理解できていないと、
ズレは起こります。

そのため、参考デザインを
見せてもらった場合も、

「この参考のどこが良いと思ったのか」
「色なのか、余白なのか、
 フォントなのか、雰囲気なのか」

まで確認することが大切です。

参考デザインを
そのまま真似るのではなく、
どの要素を参考にするのかを確認しましょう。

3. こだわりはあるけど、    完成イメージが固まっていないタイプ

修正が増えやすいのは、
このパターンです。

こだわりはあるけれど、
完成イメージがまだぼんやりしている場合、

「Aがいいかも」
「やっぱりBも見てみたい」
「Bにしたけど、やっぱりAに戻してほしい」
「Cのパターンも試せますか?」

こんな感じで
方向性があちこちに動きやすいです。

これはクライアントが
悪いという話ではなく

デザインを見慣れていない方にとって、
自分の頭の中のイメージを
言葉にするのは難しいことです。


デザイナーになる前の自分
と思ったらそうだな…
って思うことは度々あります🫣

実際に参考のデザインや
提案したデザインを見て初めて、

「これは違う」
「こっちの方が近い」
「もう少しこうしたい」

と気づくこともあります。

だからこそ、
デザイナー側が制作前に
方向性を整理してあげることが大切です。

「どんな雰囲気にしたいですか?」
と聞くだけではなく、

「この中ならどれが近いですか?」
「逆にこれは違うと感じるものはありますか?」

「一番大事にしたい印象は、
 信頼感・親しみやすさ
 高級感のどれに近いですか?」

というように、選びやすい形で
質問すると答えてもらいやすくなります。

デザイナー側が原因で起こる修正

修正には、デザイナー側の
進め方が原因で起こるものもあります。

事前に知っておくことで、
次から防げるようになります。

1. ヒアリングした内容を    デザインに落とし込めていない

クライアントの要望を聞いたつもりでも、
それをデザインに
反映できていなければ修正になります。

たとえば、

「30代女性向けに落ち着いた印象にしたい」
と言われていたのに、

色やフォントが若すぎる印象に
なっていたら、
修正が入る可能性があります。

「信頼感を出したい」
と言われていたのに、

装飾が多くてポップすぎる
印象になっていたら、
方向性がズレて見えるかもしれません。

これは、センスがないというより、

ヒアリングした内容を
視覚的に変換する力が
まだ育っている途中
ということです。

ここは経験と練習で伸ばせます。

そのためにも、

・なぜこの色にしたのか
・なぜこのフォントにしたのか
・なぜこの配置にしたのか
・ターゲットにどう見せたいのか

自分の中で説明できるように
しておくことが大切◎

2. デザインの意図を伝えられていない

デザインを提出するときに、
意図を伝えていないことも
修正が増える原因になります。

デザインだけを見せると、
クライアントは

「好き・嫌い」や「なんとなく」
で判断しやすくなります。

だからこそ、

提出時には
「何を一番目立たせたのか」
「なぜこの雰囲気にしたのか」など、
簡単にでも理由を添えることが大切です。

意図を伝えることで、
クライアントもデザインを
目的に沿って確認しやすくなります。

3. 単純な確認ミス

誤字脱字、サイズ間違い、
リンクミス、情報の抜け漏れ
など

も修正の原因になります。

これはデザインのセンス以前の問題です。

でも、こういうミスが多いと、
クライアントからの信頼に関わります。

「この人に任せて大丈夫かな?」
「毎回こちらが確認しないといけないのかな?」

と思われてしまう可能性があります。

フリーランスや個人で活動している場合、
自分以外に確認してくれる人が
いないことも多いと思います。

その場合は、

・一度時間を置いてから確認する
・スマホとPCの両方で確認する
・声に出して文章を読む
・チェックリストを作る
・納品前にサイズや形式を必ず確認する

など、自分でミスを減らす仕組みを
作ることが大切です。

「気をつける」だけでは、
ミスはなかなか減りません。

チェックする流れを
決めておくことが大切です。

4. 制作前のヒアリングも大切

そもそも制作前のヒアリングや
方向性のすり合わせもとても大切です。

目的、ターゲット、優先順位、
参考デザインなどを事前に
確認しておくことで、
修正はかなり減らせます。

ただ、ヒアリングについて
詳しく書くとかなり長くなってしまうので、

制作前に何を確認すればいいのか、
どんな質問をすれば認識のズレを
防げるのかについては

別の記事で詳しくまとめてます!

ではここからは、
実際に修正指示が来たとき、

どのように考えて
対応すればいいのかを見ていきましょう。

修正指示が来た時の対応のコツ

ここからは、実際に修正指示が
来た時の対応についてお伝えします。

駆け出しの頃にやりがちなのが、
修正指示を見た瞬間に
すぐ手を動かしてしまうことです。

もちろん、誤字脱字や
明らかな間違いであれば、
すぐに直して大丈夫です。

STEP1:まず修正の意図を確認する

修正指示が来たら、
まず考えたいのは、

「なぜこの修正をしたいのか?」

たとえば
「ここの文字を赤にしてください」
と言われたとします。

この時、何も考えずに
赤に変更することもできます。

でも、クライアントが
本当に求めているのは
「赤にすること」ではなく、

「目立たせたい」
「重要な情報だと伝えたい」
「見落とされないようにしたい」

ということかもしれません。

もし目的が「目立たせたい」
なのであれば、
赤にする以外にも方法があります。

・文字サイズを大きくする
・余白を取る
・背景とのコントラストを上げる
・太字にする
・装飾をつける
・配置を変える

など、そのデザインの
目的やコンセプトに合わせて

よりベストな方法が
あるかもしれません。

「お誕生日ケーキ承ります!」を目立たせたい!
➡ 左:赤の帯 右:誕生日とぱっとわかる装飾

だからこそ、修正指示を
そのまま受け取るだけではなく、
その奥にある意図を考えることが大切です。

STEP2:目的に合っているか判断する

次に、その修正が
目的に合っているかを考えます。

クライアントの修正指示が、
必ずしも目的達成に
合っているとは限りません。

クライアントは、
そのサービスや商品についてはプロです。

でも、デザインについては
詳しくない方も多いです。

そのため、感覚的に

「もっと派手にしたい」
「全部目立たせたい」
「赤にした方が目を引きそう」
「余白がもったいないから詰めたい」

と感じることもあります。

でも、デザイン全体で見ると、
逆に見づらくなったり、

伝えたいことが
ぼやけたりする場合もあります。

そんな時に、

ただ言われた通りに直すだけだと、
デザインのクオリティが
下がってしまうことがあります。

大事なのは、
「その修正は、目的達成につながるのか?」
という視点です。

目的に合っているなら対応する。
目的からズレそうなら、
理由を添えて別案を提案する。

この考え方を持つだけで、
修正対応の質が変わります。

STEP3:必要なら代替案を出す

クライアントの修正指示に対して、
「それはやめた方がいいです」

とだけ伝えると、
少しきつく聞こえてしまうことがあります。

大切なのは、否定だけで
終わらせないことです。

もし別の方法の方が良いと思うなら、

「赤にするより、
 こちらの方が目的に合いそうです」

「目立たせる目的であれば、
 全体の雰囲気を崩さないために、
 文字サイズと余白で調整すると自然です」

というように、
代替案を出しましょう。

クライアントは、
デザインの正解を
知らないからこそ
修正指示を出しています。

だからこそ、デザイナー側が
目的に合わせて提案できると、
安心感につながります。

言われた通りに直すことが
悪いわけではありません。

でも、何でも言われた通りに
することが、必ずしも
良い対応とは限りません。

「クライアントの目的にとって本当に必要か」
を考えることが大切です。

修正対応で大切なのは「言われるがまま」にならないこと

駆け出しの頃は、
クライアントから修正指示が来ると、

「断ったら失礼かな」
「意見を言ったら面倒だと思われるかな」
「言われた通りに直した方がいいよね」

と思ってしまうこともあると思います。

もちろん、クライアントの
要望を無視していいわけではありません。

でも、何でも言われた通りに
直すことが、良いデザイナーの
対応とは限りません。

大切なのは、クライアントの
目的に向き合うことです。

「赤にしたい」と言われたら、
赤にすることだけが正解ではありません。

本当の目的が「目立たせたい」なら、
別の方法の方が良い場合もあります。

「もっと情報を入れたい」
と言われた時も、

全部入れることで逆に
読みにくくなるなら、
整理する提案が必要な場合もあります。

クライアントは、
デザインを通して
何かを達成したいと思っています。

集客したい。
申し込みを増やしたい。
信頼感を伝えたい。
商品の魅力を届けたい。
ブランドの世界観を整えたい。

その目的に対して、
デザイナーとして
どう見せるのが良いかを考える。

ただの作業者で終わらないために
大切な視点です。

まとめ

修正が入ること自体は、
悪いことではありません。

必要な修正は、
より良い制作物に近づけるための
大切な工程です。

ただし、制作前の確認不足や認識のズレ、
説明不足によって起こる修正は、
事前に防げることも多いです。

修正を減らすために大切なのは、

・制作前に目的を確認すること
・ターゲットを確認すること
・情報の優先順位を整理すること
・参考デザインで方向性をすり合わせること
・提出時にデザインの意図を伝えること
・修正指示の奥にある目的を考えること
・必要であれば代替案を提案すること

です。

駆け出しの頃は、
修正が来るたびに
落ち込んでしまうかもしれません。

でも、修正はあなたを
否定するものではありません。

修正対応を通して、

「何がズレていたのか」
「次は何を確認すればいいのか」
「どう伝えたら認識が合いやすいのか」

を学んでいけば、
少しずつ実務力は上がっていきます。

言われるがままに修正するのではなく、
クライアントの目的に向き合いながら、
必要な修正を一緒に考えられるデザイナーへ。

その積み重ねが、
「安心して任せられるデザイナー」
につながっていきます。

修正の沼にハマって
苦しくなっている方は、

まずは制作前の確認と、
修正指示が来た時の
意図確認から始めてみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました