こんにちは♩
webデザイナーの
ちほです。
今回は
色を選ぶのが苦手…
色を選んでは、これでいいのかなぁ…
と悩むことがある
という方に向けて
書いた記事になります。
使いたい色が1〜2色決まっているけど、
なんか、単調だなぁ…
そんなときにプラスもう1色
アクセントとして色を加えて、
デザインのクオリティを上げたいですよね!
今回の記事は配色に迷ったときに
使える色の選び方のルールを
ご紹介していきます♪
私自身も色を選ぶのに迷って
何時間も経ってたことがあります。
これでいいと思ったけどちょっとずつ調整して
やっぱり違うって戻して
結局なにがいいのかわからなくなってました。
色を選ぶには色の知識が必要ですし、
色についてしっかり知ろうとすると、
膨大な量の知識が必要になります。
でも大丈夫です!!
今回お伝えする、
色の選び方を知ることで
配色で失敗しにくく、
色選びに困らなくなるでしょう。
そうなればあなたは今後、
今までと比べて速いペースで
デザイン制作をすることが
できるようになるでしょう。
そして、クオリティの高い
デザインを提案することができて
どんどん評価されていきます。
収入も安定し、
フリーランスのデザイナーとして、
働くことができます。
時間と場所に縛られない働き方を手に入れ、
日本全国を飛び回りながらお仕事もできます。
最高の人生ですね!
もしこの記事を読まず
色の選び方を知らないままいれば、
色の選択で何十時間も費やし、
バナー1つ作るのでさえ4日も
かけてしまったり、
出来上がったデザインも不安なまま。
自信を持てなくて案件獲得もできず、
やがてデザインの勉強をも挫折。
嫌味なお局のいる会社で
働くことになり、
生活していくために
辞めることもできず
人間関係と大量に任される仕事の
ストレスから子どもに当たり散らかし、
虐待をしてしまう始末。
そんな悲しい未来は
迎えたくないですよね。
この記事を最後まで読んで
色の選び方を学び、
最高のデザイナー人生を
歩んでいきましょう!!
色相環を使った配色の考え方
色の組み合わせを考えるときに
「色相環」という図を使う方法があります。
この色相環を見たことがあるという方も
多いのではないでしょうか?
いくつか色相環にも種類はありますが
日本で普及している
PCCS色相環という色相環で説明していきます。
書籍や他のブログ記事でも
色相環を使った解説はありますが
12色だったり24色だったり…
何だろうと思った方いないですか??
本当は24色相ありますが、
色の勉強には12色相で十分!!!
ということで
省略して表示されてることが多いです。
この図を使うと規則的に色を決めることができるので
色を選ぶのに苦労することが減ります。
隣合う色相や近しい色相は、
色相の差があまりない配色で調和がとりやすく、
まとまりのある配色になります。
反対側にある色相は色相差が大きく、
お互いの色を引き立て合うような配色になります。
この色の差を意識して、配色を考えていきましょう。
配色技法3選
配色方法にはたくさんの方法がありますが
今回はそのうちの3つを厳選して紹介していきます。
トーンの考え方から配色を考える方法などもありますが
今回は色相の差で考えた配色の方法を紹介していきます。
対照色相
対照色相は、基準色から120度〜150の色相で組合わせます。
色相差が8~10ある配色です。
補色よりも色相の差を抑えつつも、
メリハリがあり目立つ組み合わせになります。
補色
色相環上で、基準色の反対に存在するのが「補色」です。
補色は、基準色との違いがはっきりと分かるので
目を引きやすく、コントラストを感じる組み合わせです。
目立たせたい部分にアクセントとして使うなど、
効果を狙って使うのがポイントです。
全体がビビッドで鮮やかなカラー配色の場合は、
補色を使っても目立たないこともあります。
境界線に色を挟んだり
明度や彩度で調整して活用するのも手ですね!!
類似色
色相環上で、基準色から30度〜45度内の色相で組合わせます。
色相差が2~3の配色です。
その名の通り、基準の色相と似ているので、
組み合わせて使うことでやわらかく、
まとまった印象になります。
日常に利用される色の効果
いきなりですが、
牛乳のパッケージが青色が多く使われていることに
お気づきでしょうか?
過去、私が小学生高学年の頃でしたが
雪印乳業が不祥事を起こし、
その後、赤いパッケージの商品を
見かけるようになったときは
ん???
と違和感があったのを覚えています。
今はもうブランドが認知されたのか、
今は赤いパッケージでも
不自然さはないですよね。
この赤い牛乳パックはデザイン業界で
ちょっとした話題になったようです。
なぜなら牛乳パックの青色は、
ワケがあって青にしているからです。
そのワケを次にお話しますね!
牛乳パックに採用されている色の効果
牛乳のパックが青い理由
それは…
補色残像の効果を得るためです。
補色については上記の項で解説した通りですが
補色残像とは???
簡単に説明すると
ある色を注視してから目を離すと
補色が目に残る現象のことを言います。
例えば、今できるならやってみてほしいですが
赤色をよく見てから白をみると
少し緑がかって見えることがあります。
濃い色だとよくわかると思いますが
これが補色残像です。
牛乳パックの色が青色なのは、
パッケージの青色を見た後に
白の牛乳を見ると、
補色残像の効果で
黄色がかって見えるからです。
つまり、濃厚なコクのある牛乳を連想させるためです。
先述した雪印の商品で考えてみましょう。
赤色のパッケージなので、
同じように補色残像の考えだと
牛乳は青色がかって見えることになります。
青色は一般的に食欲を減退させる色です。
しかし、赤を取り入れてる理由は
ブランドカラーだから
というだけの理由ではないようです。
以下引用文👇
光をさえぎる率は色によって異なります。
店頭での蛍光灯などの光は
牛乳パックの中まで入り込んできます。
これにより牛乳中の成分が変化し、
徐々に牛乳本来の
おいしさが損なわれてしまいます。
そこで、「おいしい雪印メグミルク牛乳」は
遮光性の高い赤いパッケージを採用。
光を96%以上もカットしています。
赤い色でおいしさをしっかりと
守っているのは、
「おいしい雪印メグミルク牛乳」だけの
試みです。
https://www.meg-snow.com/fun/academy/gyunyu/package/
こういったことからわかるのは
様々な角度から色を選択しているというですね。
ただのウンチク話にもなりそうですが
日常に取り入れられている
色の効果は他にも山程あって
お医者さんが手術するときの
手術着はなぜ緑色なのかなど、
色に関する知識はおもしろいもの
があります。
まとめ
配色技法について今回は
お話しました。
配色で悩みすぎて出口が見えなくなったとき、
こういった技法に頼ってみるのも
いいんじゃないでしょうか。
今回紹介したものはあくまでも、
一般的によく利用される基本的な
配色技法です。
他にももっとたくさんの
配色技法が存在します。
例えばダイアード配色、トライアード配色
中差色相配色…
ありすぎて困るほどありますが、
一つ言えるのは
配色技法ばかりにとらわれてると、
思考の幅が狭くなる、ということ。
配色選びについてお話していて
矛盾に感じるかもしれませんが、
大事なのは
どんな配色が合うのか
配色の引き出しを増やしていくこと。
意識しながら制作に取り組みましょう。
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